空間記憶能力計測ソフトウエア「CityWalker」

CityWalkerとは

誰しも見知らぬ土地で方角を見失ったり、地図と実際の風景を重ね合わせることに苦労した経験はあることでしょう。
この「道に迷うこと」が、人によっては深刻な症状として日常生活に支障を及ぼすことが有ります。これを「地誌的失見当」といい、 町並失認と道順の障害を特徴的な症状として持ちます。
理学館では多様な認知機能のうち、このような空間認知機能にスポットを当て、これを定量的に計測するソフトウェアの開発に取り組み、 このたびCityWalkerの発売に至りました。

主な仕様

　 本ソフトはCGによって自由な配列の町並み空間をを提示することができます。
画像の説明 画像の説明 画像の説明 課題は、町並みを移動する場面の「記憶」および移動の道順の「再生」から構成されます。
町並みの複雑さ、移動するパスの複雑さはテキストファイルによって自由に設定することができます。
これによって空間認知機能の簡便な計測ができると考えています。
取得可能なデータは、テキスト形式で保存される、経路再生中の位置、方向の時系列データとなります。
本ソフトのプラットフォームはUnityを使用していますので、PC、WEBブラウザ、HMDなど さまざまな環境でご利用いただけることが可能です。
本ソフトウェアの開発に当たっては、光感受性発作、映像酔いなど、映像による健康被害が発生しないよう業界基準に配慮しております。

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